探せ!千住の「冨嶽三十六景」

  • 2022年3月18日
  • 2022年3月22日

富士山を主題とした葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、浮世絵の名作として知られています。実は、この中に千住を題材にした作品が三つも含まれているのです。画題となった場所近辺に顕彰碑も設置されているので、現在の街並みから当時の浮世絵の景色を思い描きつつ、あだちの街歩きをお楽しみください。

従千住花街眺望ノ不二(せんじゅはなまちよりちょうぼうのふじ)

現、南千住側の日光街道から新吉原遊郭を描いたものです。
設置場所: 大橋公園内(千住橋戸町千住大橋橋台敷)

武州千住(ぶしゅうせんじゅ)

墨堤通り沿いにあった本宿圦という水門と、駄付モッコという草や土を運ぶ網かごを載せた荷馬が描かれています。
設置場所: 帝京科学大学千住キャンパス(千住桜木2-2-1)入口付近

隅田川関屋の里(すみだがわせきやのさと)

現在の墨堤通り沿いを疾走する早馬が描かれています。
場所は定かではありませんが、描かれた風景から、千住仲町の氷川神社南側付近と推測されます。
設置場所:千住 仲町公園(千住仲町28 -1)内

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