お茶の魅力を再発見!日本茶でほっと一息
2025年6月25日

日本茶は、いつだって心を「ほっ」とさせてくれる存在。新茶の旬に、おいしい日本茶と出会えるお店に出かけてみませんか?
【この記事で紹介する店舗】
茶匠 おくむら園(ちゃしょう おくむらえん)
奥村さんご夫妻は、ともに日本茶界で最も権威ある茶審査技術の有段者。お店を営むかたわら、日本茶インストラクターリーダー、日本茶アドバイザー専任講師として、地元の小・中学校で講習会を実施するなど多岐にわたって活動中。足立区界隈でも一目置かれるお茶を知りつくしたスペシャリストです。
お店で扱うお茶は、古くから高級煎茶の産地として知られる静岡県森町をメインに、狭山、八女、鹿児島など、著名な生産地を網羅。各産地の個性を見極め、持ち味を活かしてブレンドした商品や、特定の農園で栽培された単一産地のものなど、常時25種ほどが揃います。
店の奥の喫茶「遊葉茶房」では、バラエティ豊かな煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶などを提供。お茶の淹れ方や知識を学べる日本茶講座も開催しています。初心者はもちろん、日頃から愛飲している人にも日本茶の奥深さやおいしさのヒントが見つかると定評があります。

煎茶は3つの産地から選ぶことができ、一煎目は奥さまの恵子さんが淹れてくれます。ポットも一緒に提供されるので、二煎目からはご自身でどうぞ。何煎でもお湯足し可能ですが、一般的においしく味わえるのは三煎目くらいまでだそう。

静岡県森町産の「森のめぐみ」は、上質な味わいと香りが特徴。甘みと旨みが楽しめる鹿児島県産のお茶は、静岡茶と並ぶ人気商品。新茶が出回る時期にぜひ試してみては。

【外観・内観】
【店舗情報】
■茶匠 おくむら園
電話:03-3886-2863
営業時間:10:30〜18:30/遊葉茶房10:30〜18:30(LO18:00)
定休日:日曜
席:8席
住所:足立区関原3-15-1
予約:可
テイクアウト:可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:なし
アクセス:東武スカイツリーライン西新井駅西口から徒歩約9分
HP:https://www.okumuraen.com/
Instagram:https://www.instagram.com/teashop_okumura/
お茶の家 小堀商店(おちゃのいえ こぼりしょうてん)
最寄りのバス停・千住桜木から歩いて数分。どこか懐かしい昭和の面影を残した民家の1階がお店です。住宅街に紛れて見過ごしてしまいそうな立地ですが、周辺には老舗の銭湯や大学キャンパスがあり、千寿七福神めぐりの一社にも数えられる元宿神社が一番の目印。
お店を営むのは小堀さんご夫婦。軒先の緑の暖簾をくぐると、文字通り、誰かの家にお邪魔したような感覚になります。「専門店に比べると商品はわずか。その分、扱っているお茶の産地の特徴やおいしい淹れ方、日本茶の魅力を丁寧にお伝えしたい」と、奥さまの久美子さん。日本茶の奥深さに感銘を受けたことがきっかけで、お店を開こうと決めたそうです。さらに、ご夫婦で口を揃えて「毎日、おいしいお茶を飲んでもらいたい」との思いから、販売しているのは気軽に楽しめる普段使いのお茶がメイン。試飲もでき、ふらりと立ち寄りたくなる親しみやすいお茶の家です。

まろやかな甘味が特徴の「八女茶」。594円(50g)もあり。狭山地方特有の火入れ仕上げで、甘くて濃厚な味わいが魅力の「狭山茶」。650円(50g)もあり。豊かな香りとまろやかな風味が楽しめる「静岡茶」は特別な一杯やギフトにどうぞ。

お茶と並んで人気なのが香料、着色料不使用のこちら。京都府産石臼挽き一番茶葉、北海道産あずき餡をはじめ、牛乳、イチゴ、マンゴーなど、厳選素材を使った満足度の高いアイスです。

【外観・内観】
【店舗情報】
■お茶の家 小堀商店
電話:03-5284-7145
営業時間:11:00〜16:00
定休日:月曜
席:縁台あり
住所:足立区千住元町30-3
予約:不可
テイクアウト:可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:あり
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約23分
Instagram :https://www.instagram.com/koborishop0925/
KiKi北千住(キキきたせんじゅ)
築90年の平屋をセルフリノベーションした日本茶喫茶の店。路地裏のアプローチに心躍らせながらお店へ到着したら、靴を脱いで店内へ。木の温もりがそうさせるのか、コンセプトでもある「素に戻る喫茶時間」が流れているのを実感します。心を落ち着かせてお茶を味わいたくなる空間です。
提供するのはオリジナル日本茶「muica(むいか)」を使ったドリンク各種。茶葉は6種類。オーナー夫婦と、富士山麓で90年以上の歴史を持つ「富士山まる茂茶園」の5代目茶師とで共同開発した唯一無二のお茶です。ストレートや水出し、炭酸で抽出したティーソーダ、たっぷりの茶葉で煮出したラテなど楽しみかたは様々。22時まで営業する日には日本茶をアレンジしたアルコール類も登場します。 日本茶とのペアリングも楽しいスイーツやフードも充実。スタッフに相談しながら、あれこれオーダーを悩むのも豊かな喫茶時間かもしれません。

看板メニューをまんべんなく味わえる贅沢なセット。ドリンク、甘味か食事、ミニ抹茶かミニグラスティー、ミニレアテリーヌ(抹茶かほうじ茶)からそれぞれ好きなものを選んで。選ぶメニューによって料金が変わります。

日本茶の新しい表現として誕生した「muica」。それぞれ暮らしのシーンに合った味、香り、ブレンドを意識したそう。ギフトにもおすすめです。

【外観・内観】
【店舗情報】
■KiKi北千住
電話:非公開
営業時間:12:00~17:00(LO16:15)、土曜・日曜・祝日~22:00(LO21:15)
定休日:火曜・水曜
席:14席
住所:足立区千住東1-16-2
予約:可(予約は公式LINEにて)
テイクアウト:不可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:なし
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約7分
HP:https://ki-ki.jp/kikikitasenju
Instagram :https://www.instagram.com/kikikitasenju/
(この情報は、令和7年6月2日時点のものです)
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