人気イタリアンで味わう春満開のこだわりパスタ!

  • 2025年5月30日


爽やかな食材が次々登場する春から初夏にかけては、パスタが楽しい季節。手打ちや生パスタなど、ひと技ありのパスタが人気のイタリアンをご紹介します。

【この記事で紹介する店舗】

osteria YOSHI (オステリア ヨシ)

店主の露木慶典さんは神奈川県出身。そこで、地元神奈川の食材と南足柄郡にある実家で採れた野菜や山菜をメインに使っています。東京のお隣、神奈川県は自然豊かな食材の産地。相模湾の魚や牧場でゆったりと育てられた銘柄肉などバラエティに富んだ食材にプロも一目置いています。

今回紹介するのは、自家栽培のこごみを使ったオイルベースのスパゲッティ。茹で上がると、独特のもちもち感がある生パスタを使っているのが一番のポイント。小麦の麺のおいしさを存分に味わえます。

また、南足柄産のブランド牛・相州牛もこの店の名物。ひと月に2頭ほどしか出荷されないという少量生産のため、都内でも扱っているのは数軒しかないという希少な牛肉です。パスタなら「相州牛のボロネーゼ」、ディナーの前菜では「相州牛のカルパッチョ」をぜひ味わって。

【自家栽培こごみ、ベーコン、ミニトマト 1,800円】
毎年恒例の山菜を使ったパスタは、山菜が採れなくなったら終了。こごみのほろ苦さとトマトの酸味や甘みのバランスがいい。ランチはサラダ、ドリンク、自家製パンがセットで、平日はミニ前菜盛りが付きます。
【相州牛のカルパッチョ 2,780円】
きれいな水を飲んでのびのび育った南足柄産のブランド牛「相州牛」。肉質のきめが細かく赤身に旨みがあって、脂が甘い。レモンを絞って、青ネギとともにさっぱりと食べられます。
店内の壁には、足柄の地図とともに、この店で扱っている特産品などが描かれています。

【外観・内観】

【店舗情報】

■osteria YOSHI
電話:03-3881-8929
営業時間:12:00~14:00、17:00~22:00
定休日:月曜
席:24席
住所:足立区千住3-35-1
予約:可
テイクアウト:可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:なし
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約3分


Cielo Azzurro(シエロ アズッロ)

昼も夜も要予約でコースのみ。そう聞くと少し敷居が高いように思いますが、訪れてみれば、フレンドリーな雰囲気にそんな心配は吹き飛んでしまいます。評判のパスタは手打ちが基本。オーダーが入ってから成形しています。イタリア全土のショートパスタなど、種類もたくさんあり、その日の食材に合わせてどのパスタにするかを決めているそう。鮎のパスタは初夏から秋まで鮎のシーズンは毎年お目見えするメニューです。

ランチの前菜6品の盛り合わせは、一つひとつ手をかけてとても丁寧に作られています。それは使われている食材の豊富さや美しいビジュアルからも伝わってきます。たとえば白レバーのパテなら、稚鮎、ゴーヤ、レーズン、キウイのジャム添えと、小さな中に様々な食材がギュッと凝縮。料理は旬の食材をたくさん取り入れるので、その日の仕入れによっても内容が変わります。シェフが工夫を凝らす料理に会いたくて、長年通う常連も多いお店です。

【鮎と山菜のカバテッリ からすみ添え ランチコース4,300円より】
鮎のパスタは毎年の定番。この日は山菜と合わせましたが、時期によって旬の食材が使われます。イタリアのからすみ、ボッタルガを削っているのでほどよい塩気と旨みがアクセント。
【前菜6種盛り合わせ ランチコース4,300円より】
手前左から、定番のバーニャカウダと白レバーのパテなど。この日はパテに鮎のコンフィ、パイ生地などを添えて。焼いたイカ墨リゾットの山菜サラダとホタルイカのせなど、旬のものをふんだんに盛り合わせます。
南イタリアの伝統的なショートパスタ「カバテッリ」。パスタは注文を受けてから成形。手打ちパスタは30種類以上あり、それぞれの食材に合ったパスタを使います。

【外観・内観】


【店舗情報】

■Cielo Azzurro
電話:03-3870-0432
営業時間:11:30~14:30(最終入店13:00)、18:00~最終入店20:00
定休日:日曜
席:8席
住所:足立区千住2-65
予約:要予約
テイクアウト:不可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:なし
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約7分
HP:http://www.cielo-azzurro.com/
SNS:https://www.instagram.com/cieloazzurro0716/


洋食堂(ようしょくどう)

地元足立区出身という店主の藤崎洋さんが営むのは極狭カウンター店。イタリアン、スパニッシュ、フレンチと様々なお店で働いた経験があり、メニューには各国の料理が並びます。なかでも人気のパスタは、加水を全くせず、粉と卵だけで作った手打ち麺。生地にスパイスやハーブなどを練り込んでいるのも特徴的。注文が入ると、イタリア製のパスタマシンで生地を伸ばしてカットします。

基本のメニューはあるけれど、お客さんの苦手な食材や味の好みなど、可能なかぎり耳を傾けてくれるのもうれしいところ。たとえば「パスタは軟らかめに茹でて」なんて要望も快く聞いてくれます。スペイン産のハムや高級チーズ「ケソ・マンチェゴ」などを使っているのに驚くほどリーズナブル。その秘密は仕入れを工夫しているからなのだとか。少しマニアックで気前のいいこの店は、誰にも教えたくない隠れ家でした。

【ボンゴレ カッチョエペペ+追いチーズ 1,650円】
カッチョエペペは、イタリア語でチーズとコショウという意味。幅広のパスタ、パッパルデッレは生地にたっぷりとコショウを練り込んでいます。食べるときに上から、スペインの高級チーズ、ケソ・マンチェゴをたっぷりと振りかけて。
【ハムの盛り合わせ 1,320円~】
手前から時計回りに、スペインの生ハムのハモンセラーノ、チョリソイベリコ、ハモンセラーノの切り落とし、白カビのサラミ・フエ。たっぷりの盛り合わせでこの価格はお値打ち。
料理に合うカジュアルなワインをいろいろ取り揃えています。リーズナブルでおいしい、ブルガリアなどの東欧ワインも豊富。グラスワイン550円、ボトルワインは3,850円~。

【外観・内観

【店舗情報】

■洋食堂
電話:03-3882-7433
営業時間:18:00~23:00
定休日:日曜・祝日
席:13席
住所:足立区千住2-10-9
予約:可 ※会計支払いは現金のみ
テイクアウト:不可
バリアフリー対応:なし
Wi-Fi接続:なし
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約6分
SNS:https://www.instagram.com/youshokudou/


(この情報は、令和7年4月31日時点のものです)

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