季節の一品やあったかメニューをどうぞ!春にいただく和スイーツ

  • 2024年4月10日


体にやさしい和の食材を使ったスイーツは、ひと口味わうごとに舌も心も癒されるよう。季節限定の一品や体も温まるメニューなど、春に食べたい和スイーツをご紹介します。

【この記事で紹介する店舗】

うつ和カフェ縁(うつわカフェえん)

陶器に囲まれた和の空間で日本茶と和スイーツをいただけるカフェです。自らも陶芸を行う店主の兵藤緑さんがギャラリーをメインに、くつろぎのひとときを楽しんでほしいと2016年にオープンしました。 常時7、8種類揃う「店主のきまぐれスイーツ」は、定番の餡とクリームチーズをはじめ、ふき味噌や梅、季節の野菜を使い、ビスケットや最中の皮などと組み合わせたオリジナルで、素材の持ち味を生かした大人の味。合わせる日本茶は、豊富な茶葉や産地から選ぶことができます。お茶メインなら「極上うれしの茶コース」(600円)を。佐賀県嬉野の極上茶を三煎目まで味の違いを感じながら楽しめ、最後に茶葉を餡、ポン酢で味わう趣向が好評です。

【ふき味噌とクリームチーズのビスケットサンド、白折茶のセット 600円】

ふき味噌のほろ苦さとクリームチーズが絶妙の相性。甘みと香ばしさが秀逸な嬉野産白折茶とともに。備前焼の皿など陶芸作家による器で提供されるのもこちらの店の楽しみです。

【抹茶ティラミス、嬉野和紅茶のセット 700円】

抹茶をかけて仕上げ、嬉野極上茶の茶葉と黒豆をトッピングしたなめらかで香り高い和のティラミス。すっきりとした風味と甘さの和紅茶と好相性です。ティラミスは前日までに要予約。

「日本茶は好みの風味やスイーツとの相性を訊ねてください」と兵藤さん。抹茶と甘酒を使ったスイーツなど新しい味の開発にも余念がありません。

【外観・内観】

【店舗情報 】

■うつ和カフェ縁
電 話:090-3091-5569
営業時間:13:00~16:00
定休日:月曜・火曜・日曜・祝日 ※2024年5月1日~31日は臨時休業
席:5 席
住所:足立区六町3-8-50
予約:可
テイクアウトの予約:不可
バリアフリー対応:要相談
Wi-Fi接続:なし
アクセス:つくばエクスプレス六町駅から徒歩約10分


千寿茶房(せんじゅさぼう)

2023年6月にオープンした甘味処です。店主の安保章さんは錦糸町の名店・北斎茶房の出身。「幅広い年齢層が集まる北千住ですが、なぜか甘味処はない。それならば自分でと考えました」と話します。 兵庫産の小豆や鹿児島徳之島産の黒糖、京都から取り寄せる抹茶やきな粉など素材にこだわり、店内で餡や寒天、白玉、黒蜜、わらび餅、葛切りなどを作ります。甘味処は冷たいスイーツが中心で、温かいメニューはおしるこくらいのイメージがありますが、こちらでは抹茶やクリームなどを組み合わせた「ぜんざい」3種類と「田舎汁粉」を温・冷で1年中提供しています。茶釜で沸かしたまろやかな湯でたてる抹茶やほうじ茶のドリンク、コーヒーも肌寒い季節にうれしいメニューです。

白玉宇治大納言ぜんざい 950円

白玉ぜんざいに温かい抹茶を注いだ目にも美しいぜんざい。オーダーが入ってから作る白玉はほどよい弾力。餡が溶け込んだ抹茶の深い味わいを最後のひとさじまで堪能できます。

【わらび餅 700円】

とろりとやわらかなわらび餅とかぐわしい焦がしきな粉のハーモニーが秀逸。さらりとした甘味の黒蜜を少しずつ注ぎ、風味の変化を感じながら味わって。

店主の安保さん。「女子高校生からお孫さん連れの年配の方まで、様々な年代の方がいらしてくれます」。

【外観・内観】


【店舗情報】

■千寿茶房
電 話:03-6812-0937
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜
席:13席
住所:足立区千住2-12 丸福ビルA棟1F
予約:可
テイクアウトの予約:可
バリアフリー対応:可
Wi-Fi接続:なし
アクセス:JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩約7分
HP:https://senjusabo.therestaurant.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/senjusabo/


雲遊菓庵 伊勢屋(うんゆうかあん いせや)

1965(昭和40)年創業。二代目店主の布施田正さんが先代からの味を引き継ぎつつ、新しい和菓子を送り出しています。その代表が季節のフルーツを使った大福。冬から春先はイチゴ、夏はパイン、秋はシャインマスカットや柿をやわらかな餅で包み、みずみずしい味わいを提供。イチゴには粒餡、パインなどには白餡が絶妙のコンビネーションです。 この時期のおすすめの桜餅や、注文を受けてから揚げる「あげまんじゅう」には何回も水晒しをして作る自家製のこし餡をたっぷり使い、後口のいいおいしさに。手焼きのふんわりした皮の「どらやき」も人気で、定番のほかにバター+つぶ餡、梅の甘露煮+白餡なども揃います。日常的に楽しめる価格でほっとひと息つける和のスイーツをどうぞ。

いちご大福 250円

とちおとめなどを使用し、甘酸っぱい香りと味が口中に広がるいちご大福はこの時期だけ。通年で提供する冷凍の国産温州みかんを使った大福も名物です。

あげまんじゅう 130円、桜餅(焼き皮・道明寺) 各150円

黒糖入りの生地のあげまんじゅうは、カリッとした食感を大切に揚げたてで提供。焼き皮と道明寺の桜餅は、桜が咲く時期まで店頭に並びます。

1995(平成7)年に代替わりし、「雲遊菓庵」を冠した店名に。「大好きな雲の字と遊び心のある和菓子をテーマに名づけました」と布施田さん。

【外観・内観

【店舗情報 】

■雲遊菓庵 伊勢屋
電 話:03-3886-3002
営業時間:8:00~19:00
定休日:月曜(祝日の場合は火曜)
住所:足立区青井3-34-9
席:なし
テイクアウトの予約:可
バリアフリー対応:可
Wi-Fi接続:なし
アクセス:つくばエクスプレス青井駅から徒歩約2分
HP:https://www.ensen-ado.com/iseya/
Instagram:https://www.instagram.com/unyukaan_iseya/


(この情報は、令和6年3月18日時点のものです)

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